はじめに
こんにちは、80-hammar(ハマー)です。
今回は冬のお供リップのナスカン付きケースを作ります。
以前、下記のような革を絞ったケースは作ったことがあるのですが、3Dプリンターの型を持っていないと作れないのと型紙も作っていなかったので、今回は改めて初心者の方にも作れるようなデザインにしてみました。
シンプルなデザインですが、ある程度の大きさのリップにも対応できると思いますので、是非ここから型紙をダウンロードして頂いてYouTube動画も参考にして作ってみて下さい。
それでは、作ります!
今回の材料
- 牛革 70mmX300mm 厚み1.6mm ダークブラウン
- ヌメ革 30mmX30mm 厚み1.0mm ナチュラル(焼印用)
- ナスカン 1個
- Dカン 1個
- カシメ 1個
- バネホック 1セット
- ビニモ ♯5 白
- トコプロ
- 厚紙
- のりスプレー
などです。
作り方
先ずはじめに、ここから型紙をダウンロードして印刷します。
今回はこのような図面を書いてみました。
型紙のパーツを個別に切り出して、のりスプレーで厚紙に貼り付けます。
やっぱり100均ののりスプレーはコスパ最高です!
厚紙に貼り付けたらパーツを切り出し手縫いの穴の点を丸切りなので突いておきます。
これを革にケガきます。
もしお使いの革の床面が荒い場合はトコプロやトコノールで磨いて下さい。
床面が乾いたら革にケガきます。
重しがあれば厚紙がズレにくくなるので便利です。
全てケガいたらパーツを切り出します。
コーナーはステンレスのR定規があると便利です。
全て切り出せたら一旦コバを綺麗に整えて、トコプロで軽く磨きます。
そしてケガいた手縫いの穴やボタン穴を開けていきます。
僕は下記のような感じで作業しています。
膝の上に厚くて重い木を乗せ、その上にゴム板を乗せて開けています。
木と自分の太ももが音をかなり軽減してくれます。
穴が空いたら縫っていくのですが、先にDカンを本体に入れ込みます。
先に縫うと革が折り曲げなくなりDカンが入りません。
その後にレーザーでロゴを焼印をしたヌメ革のパーツを縫い付けました。
次にバネホックを取り付けます。
今回はバネホックの頭を隠したいので、頭がフラットになっているバネホックを取り付けました。
楽天ROOMにも掲載予定ですので参考にしてみてください。
あとは全て手縫いすると本体の完成です。
最後にナスカンをカシメで留めて完成となります。
フラップが重なるカシメの部分は本体の裏側にすると見栄えが良いです。
リップやライターを収納してみましたが良い感じにできたと思います。
お疲れ様でした!
終わりに
どうでしたか?
今回はナスカン付きのリップケースを作りました。
ある程度の大きさもカバーできるのと、平面で作ることによって、リップを入れた時に革が膨らむのでストッパーの役割も果たしてくれます。
見た目はシンプルですが使い易いと思います。
是非作ってみて下さい。
今回も最後まで見て頂きありがとうございました。
YouTube動画のチャンネル登録も宜しくお願いします。
それでは、また(^_^)/