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チュッパチャプスのケースの作り方

はじめに

今回は、レザークラフトの技法である、ウェットフォーミング(立体成形)でチュッパチャプスのケースを作りました。

前回は、木で作成した型で作ったのですが、今回は、3Dプリンターで作った型で挑戦してみました。

実際、どれくらい強度があるのかを調べたかったのと、一度データを作ってしまえば今後修正も簡単だと思い挑戦しました。

3Dプリンターは情報量の多い、Ender3です。

動画はこちらからどうぞ。

レザークラフトの技法!!ウェットフォーミング用の型を3Dプリンターで作りました!!
チュッパチャプスケースの作り方/レザークラフト 初心者でもできるウェットフォーミング【今回は3Dプリンターで型を作って製作しました。】

製作工程

初めに、FreeCADでデザインを考え、ボディの切り貼りで型を作りました。

FreeCADはフリーのソフトで、使い始めて3か月程度ですが簡単な操作だけで形を作れるので満足しています。

FreeCADで型ができたら、全てのボディを選択してエクスポートでSTLファイルで保存します。

次に、Ultimaker Curaのソフトを起動して3Dプリンター用のデータを作ります。

こちらのソフトもフリーソフトです。

両方ともフリーソフトなので有難いですm(__)m

3Dプリンターで印刷するとこんな感じで仕上がりました。

因みに、設定は初期設定値のままで何も変更していません。初期値のままでどれくらい強度があるのか調べたかったので。

フィラメントはPLAです。

型ができたら、革を水に浸して1時間ほど放置します。

革は、タンニン鞣しであればウェットフォーミングでの加工が可能です。(まれにできない革もあるそうですが・・・)

十分革に水が浸み込んだら型に固定します。

四隅をクランプで固定して一日風通しの良い日陰で乾かわかします。

乾かしたら、爪が当たって傷つかないようにゆっくりと剝がします。

もう一つ同じものを作り、お好みの形に切り出したらパーツの完成です。

パーツにボタンを取り付けます。

最後にガイド穴をつけて、穴を開け、手縫いをすれば完成です!!

こんな感じに仕上がりました。

おわりに

今回は、3Dプリンターで印刷した型でウェットフォーミングに挑戦してみました。

使用した感想は、設計の小ミスはあったものの、強度的には問題なく使用できたと思います。

データを修正して印刷すれば、繰り返して使用できるのも良いところだと思います。

ただ、3Dプリンターはまだまだ初心者にはハードルが高いイメージがあります。

でも、ネットにも沢山情報もありますので、気になった方は始めることをお勧めします。

僕もまだまだ勉強中ですが、これからも活用したいと思います。

それではまた(^^)/

良いレザークラフト生活を!!

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