はじめに
独学でレザークラフトを楽しんでいるHAMMARです。
失敗を繰り返しながら、毎日コツコツと仕事から帰って少しの時間ですが製作しています。
今回はファスナーを使ったミニミニコインケースを作りました。
最近はキャッシュレスブームですが、やはり小銭くらいはポケットに忍ばせておきたいので邪魔にならない大きさで作ってみました。
僕の作り方なので正解かどうかはわかりませんが、誰かの参考になればと思います。
治具作り
先ず初めに、今回はファスナーを使うので治具を作っていきます。使い方は後程説明します。
材料は100均で売っているMDF材を使いました。
MDF材は簡単にカッターでも切れるので治具作りには重宝しています。
作ったのは、下記のようなミニミニコインケースの大きさです。
これをどうやって使うかというと、下記のように本体に入れて、ファスナーのガイドとして使います。
切り込みを入れているのは、ファスナーの頭が中に入るので遊びをつけています。
今回の型紙と切り取った部品など
MDF材は二つありますが、切り込みをいれたものを使います。今回作ったMDF材は作り方の為にもう一度作ったものです。
ファスナーは16センチを使用していますが、12センチがベストだと思います。
ファスナーを加工
16センチのファスナーを12センチにしていきます。
12センチのムシの位置に油性ペンで取る箇所にマークをして、ラジオペンチで掴んで思いっきり引き抜きます。
初めはコツがいるかもしれませんが、簡単に引き抜くことができると思います。
上止めは少しペンチで開いてから抜くイメージです。
上止めは再利用するのでなくさないように・・・
丁度良い長さになったら、上止めを取り付けて余分な長さをハサミで切り、切った箇所をライターであぶって整えます。
ファスナーの取り付け
本体の銀面を治具で挟んで中にいれます。
ファスナーも表面を中にして、サイビノールかゴムのりで接着していきます。
この時、コーナーは後で菊寄せをするので後回しにします。
サイドが貼れたら最後にコーナーに取り掛かります。
先ずはコーナーの真ん中を固定して分割にして、分割した真ん中をまた分割して分割部分を小さくしていきます。初めは結構苦労しましたが・・・今でも少し苦労します(笑)
これも経験で楽しいですけどね。
そして、ファスナーが乾いたら、治具を取り出して本体をひっくり返します。
最後にマチを取り付けて完成♪
ファスナーが取り付けできたら、仕上げはマチを取り付けるだけです。
でも、最後まで気を抜かないように気を付けています。油断大敵です(笑)
写真では小さく感じますが、実際も小さくて可愛いです♪
でも、収納力はそれなりにありますよ。
僕も三年間使用していますが、飴色に変化してすごく味のあるエイジングになっています。
終わりに
今回はファスナーを使ったミニミニコインケースの作り方を記事にしてみました。
初心者の頃はファスナーを使うのは少しハードルが高く感じていましたが、治具を作って作成したら意外と作りやすかったので、今でも治具を作って製作することがあります。
自分なりに作りやすい方法を試していくのも楽しみの一つだと思います。
レザークラフトを楽しみましょう!!
それではまた(^^)/
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