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レザークラフト用の文鎮作り

はじめに

レザークラフトを製作する時に、型紙を使って裁断やケガキをする場合があると思います。

はじめの頃は手で押さえたり、鉄の塊を裸のまま使っていたのですが、ヌメ革を使っていると傷がつきやすいので、傷がつかないうに鉄に革を巻いていこうと思います。

作り方を写真を使って説明したいと思いますので、興味がある方はご覧ください。

革の裁断

今回は、型紙を作らずに鉄の塊を測って革の裁断をしていこうと思います。

というのも、鉄の塊の大きさは様々ですし、同じものが手に入るとは限らないからです。

まず、今回使用する鉄の塊の高さの寸法を測ります。

約50ミリくらいです。

ここで懐かしい円周率を求めて大体の必要な長さを求めておきます。

円周=直径*3.14なので、この鉄の塊の直径が約55ミリだったので55*3.14=172.7です。

でも、革を巻くと革の厚みも直径に足さなくてはいけないので、適当に180ミリくらいで長めにカットしました。

カットした革を鉄の塊に巻き付けます。そして、丁度良い長さにカットします。

カットできたら再度巻きなおして確認し調整します。

今度は上下の蓋を作っていきます。鉄の塊に作った革を巻いて輪ゴムで留めます。

輪ゴムは便利なのでおすすめです。

革が動かないように留めれたら、革の上に革で巻いた鉄の塊を置いてけがいていきます。

ゆっくりと丁寧に(笑)

ケガキ終わったら、切り取ってヤスリ掛け等で形を整えて蓋の出来上がりです。

パーツができたら縫い穴を開けていきます。

今回は完全に駒縫いとなるので、菱ギリで一つ一つ穴を開けていきます。

手縫い

縫い方は、先ず鉄の塊に革を巻いて輪ゴムで留めます。

そして駒縫いで縫っていきます。

そして同じように蓋も駒縫いで縫っていきます。

駒縫いなので縫い穴を潰さないように慎重に進めていきましょう。

完成品

全て縫い終わると完成です。

コンパクトなわりに結構重量あります(^^)

これからの製作に重宝しそうです。

終わりに

今回は型紙もなく思うがままに作ってみましたが、結構上手くいきました。

これでヌメ革を扱うときに傷がつきにくくなると思います。

ホームセンターで鉄の塊は安く売っていると思うので、レザークラフトを始めた方は一つ作っておいても良いと思います。自分用なので、余っている革で製作できてお得ですよ。

また何か作ったらアップしたいと思います。

それではまた(^^)/

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